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セキュリティ設定

セキュリティ設定(<security>)

Wyvernプロセス実行時におけるセキュリティの設定を行います。

<change-owner>

Wyvernの実行ユーザ/実行グループを設定します。 指定がない場合は、nobody および nogroup が適用されます。

<user>

サーバを実行するユーザ名を設定します

<group>

サーバを実行するグループ名を設定します

<secure-level>

セキュリティレベルを設定します。 セキュリティレベルは、レベル0〜7まで存在し、 レベル0が一番脆弱でレベル7が最も安全です。 設定したレベルまでのすべての制約が適用されます。 デフォルトはレベル2です。

セキュリティレベル一覧
level0制限無し
level1root/wheel での起動を禁止します
level2 一時作業ディレクトリおよびログファイルの所有者とグループとパーミッションを <user>/<group>で指定した値に変更します
level3 すべてのシンボリックリンクファイルへのアクセスを禁止します
level4 動的にページを作成するモジュールの使用を禁止します
level5 <user-dir> で指定したユーザページへのアクセスを禁止します
level6 全モジュールの使用を禁止します
level7 バーチャルホストの使用を禁止します

<security-log>

セキュリティ関係のログを収集するファイルのパスを設定します。 "/" で始まる場合は、絶対パスとみなされ、 それ以外は、<server-root> からの相対パスとなります。

記述例:

  <security>
    <change-owner>
      <user>www</user><!--実行ユーザ名-->
      <group>www</group><!--実行グループ名-->
    </change-owner>
    <secure-level>2</secure-level><!--セキュリティレベル-->
    <!--セキュリティログの場所-->
    <security-log>/var/log/httpd-security.log</security-log>
  </security>